言っていいこと悪いこと

タイトルは、第64代、65代総理大臣を務めた、田中角栄の言葉です。田中角栄はその膨大かつ明晰な知識と、徹底してやり抜く実行力から「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれ、日中国交回復を成し遂げた政治家です。日本列島改造論を提唱し、日本列島改造ブームがおこり、一世を風靡しました。その政策はインフレーションを招き、批判も多く、のちの田中金脈問題によって首相を辞職、さらにロッキード事件で逮捕までされました。しかしその行動力と、数々の名言は、いまでも我々の心をつかみます。

言っていいこと悪いこと、言っていい人悪い人、言っていいとき悪いとき

口から一旦出た言葉は元には戻りません。空気を読むことの大切さ、言葉の重さを教えられます。

ちなみに、小学校、中学校の教科書の無料化は昭和38年度に実施されています。これは田中角栄が文部大臣の時です。また、自動車重量税、揮発油税の道路特定財源化など、田中角栄が提唱しました。いろいろと現在の私たちの生活に影響を与えてますね。

田中角栄の肖像 内閣広報室から