山菜

実家の前は山が迫っていて裏はすぐ利根川、ものの5分も歩けばすっかり山の中です。今の季節は山菜の真っ盛り、雪解けとともに「ふきのとう」「こごめ」にありつけます。山菜とりはおもに沢に沿って登っていくので、けっこうな重労働になります。私はよく父に連れられて山菜とりに行きました。私の場合、家で食べるものではなく、店で売れるものを取りに行くので、けっこう山の奥まで立ち入ることになります。とってくる量も半端ではなく、背中のリュックは大型で、山菜を詰めると、ずっしり肩に食い込む重さになります。私は山菜とりが得意で、父より先に群生している場所を見つけることが多く、「おまえは目がいい」よく父に言われたものです。

今は、山菜とりの人も多く、満足な収穫ものぞめません。あまり見向きされない山菜、ふたつ紹介しておきます。

伸びてしまったふきのとう

こんな理想的なふきのとうに巡り合えれば最高

伸びたふきのとう

伸びてしまったふきのとうもまだ柔らかければ食べられます。とる人も少ないでしょう。醤油でじっくり煮込めばきゃらぶきのようになります。

あくをとって、いためてもおいしいです。

いたどり

春先のいたどり スカンポと言えば分る方も多いと思います

漢字は虎杖と書きます。道路の端などに生えている雑草です。食べるとシュウ酸があるため酸っぱい草です。この辺ではあまり山菜には利用されていませんが、高知県では大変ポピュラーな山菜で、店でも売られています。下処理をすれば美味しい山菜です。処理の仕方が出てるサイトです。https://40010rocco.com/6908.html