熱が出た その6 家訓 熱があってもメシ3杯
私もよく熱を出しましたが、父も30代のころは頻繁に高熱を出していました。なんでも、マラリヤの後遺症とか言ってましたが詳しいことはわかりません。
父は、一旦熱が上がると、40度を超える高熱を出します。そしてそれが2,3日続きます。ただただ、床に入って我慢している父の姿は見るに忍びないものでした。
普通、高熱を出すと食欲は減退するものです。ですが、父の食欲は全く普段と変わりのないものでした。もともと白飯が大好きで、粗末なおかずで山盛りのご飯をたくさん食べています。高熱にうなされながらも食事はいつもと同じで、おかゆとかうどんではなく白飯でした。
「とーちゃんは、病気でもよく食べる。病気のほうが食べる量が多いかもしれない」
母の言葉です。
「とにかく、病気を治すのは自分の体力。たくさん食べなければ治らない」
父はいつもそう言ってたくさんのご飯を食べていました。
そんな影響か、遺伝的なものか、私も熱が出てもあまり食事の量は減りません。父の様に普段と同じではありませんが、普通に食事はできます。ただ、扁桃腺が大きくはれると咽を通過してくれないので、どうにもなりませんが・・・・
やはり、体力は食事から。エネルギーが減ってしまうのはよくないようで、病気になってもよく食べるのは回復にも影響しているようです。
表題は、父に言われた言葉です。「どんな時でもたくさん食べろ、そいうしないと病気にも負けてしまう。健康でいるには食事が基本だ」そんな意味にとってます。私の中では家訓となっています。
年と共に一日の食事の量は減ったような気もしますが、夜の食事に1時間以上時間をかけてますので、妻には「よくたべるねぇ・・」呆れられることもしばしば・・・このごろ多少の胃もたれを感じることがあります。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、少し減らそうと考えています。