キジのケンケンその2

つがいで歩くのはめったに見られません

我が家は伊勢崎市の中心からは少し外れてはいますが、周りは商店、大型の家電店などあったりして、結構賑やかな地区です。近頃は我が家の周りも新築の家が立ち並び、すっかり住宅地となっています。しかし私の家の前からは田んぼが広がり農業地区でもあります。そんな我が家の裏の畑には数年前からキジが住み着いています。以前にも紹介しましたが、昨年は雛を育て、新たな家族も増えました。毎朝キジは大きな声を張り上げて鳴いています。声がケンケンと聞こえるので、妻が「ケンケン」と名前を付けました。えさ場が前の畑にあるようで、毎日通っている様子が我が家の窓からのぞけます。いつも通り道は同じで最後は我が家の裏の畑に消えていきます。

ご存じの通りキジは日本の国鳥です。また、多くの市町村でその自治体の鳥としても取り上げられてます。日本では対馬と北海道を除き留鳥として分布していますが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬には高麗キジが放鳥され野生化しています。山地から平地の林、農耕地、河川敷などの明るい草地に生息し、地上を歩き、主に草の種子、芽、葉などの植物性のものを食べ、昆虫やクモなども食べます。このごろ我が家の周りで鳴いているのは、繁殖期を迎え大声で縄張りを宣言するために鳴いているのだそうです。飛ぶのは苦手ですが、歩くのはとても速く、時速で32キロくらい、私では追いつけません。

昨年は、裏の畑のサツマイモが葉を茂らすころからサツマイモの葉に隠れていましたので、ケンケンたちのため、今年は昨年の倍以上のサツマイモ苗を植えました。サツマイモも順調に生育しています。今年も、ケンケン一家の隠れ場になってくれると思ってます。

サツマイモ畑は今こんな感じ